暖かい日が続きます。北海道でも半袖半ズボンで過ごせるのではないでしょうか。
長い連休の最後の日。普段は忙しいと愚痴をこぼしていた私ですが、実は休日が終わって嬉しい気分もあります。
やはり体は充実した日々が好きみたいで……早く文字を書かせろと今日も右手がうずいてしまい、結局その手は片手で本を読むのに使いました。
昔読んだはずの本をひっくり返して、結構忘れてるな~と思いながら。
あ、あと、本棚にしまってある本を今日は少し日向に出して干してみました。湿気にやられるととてもやっかいですし、半年に一回くらいはこうしています。

今日紹介するのは宮部みゆきさんのサボテンの花。
とある小学校の教頭先生と、六年生のある学級の子供達との話。
担任の先生の反対を押し切って、サボテンの花の超能力を夏休みに研究したいと言いだした六年生。
そんな六年生の学級を擁護して、見守っていた教頭先生。
子供達は本当に変なことをしていたわけではなく、とてもいい子供達だったというお話です。
ラストは感動のあまり教頭先生が泣いてしまいます。
子供達は最後、研究発表の時にサボテンの超能力を実際に披露してくれますが、これも良くできた話。
クラスをまとめる男の子の賢さが痛快で、短編ながらしっかり読んだ後の余韻を残してくれます。
ちなみに育てる花は竜舌蘭。
知っている方は、この花からどんなことができるか、大体見当がつくと思います。その生成物が今回の話のキーになります。
竜舌蘭の中にはとても花がつくまでに時間がかかる種もあると聞きます。
そしてどうも、その一生に一度しか花を咲かせないようです。
なんか、ロマンチックですね。
そんな心温まる本でした。忙しい日常に疲れている方は是非。

ではでは~

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